続イギリスで始めたこと

2001年からイギリスに住んでいます。 人生何があるかわかりません。思いもしなかった異国暮らし。 日々の生活の中で思うこと、発見したこと、出来事などを書いています。

イギリス

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運転免許証更新

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昨日運転免許証の更新をしてきた。
10年前に日本の物をイギリスの免許証に切り替えてから
初めての更新。
イギリスの免許証更新は10年に一度。
更新の仕方は指定された郵便局に現在使っている免許証と
カウンターパートと呼ばれるA4サイズの免許証を持参する。
郵便局で写真を撮ってくれて書類が送付される。
新しい免許証が届くのは約1週間。
日本のように講習を受けることはない。
なんて簡単なのだろう。
カード型の免許証は10年毎の更新になるが
カウンターパートの免許証の期限は私が70歳くらいまである。

一度免許を取ってしまえば講習を受けることがないので
かなりひどい運転をするドライバーがたくさん。
私が一番怖いと思うのはお年寄りのドライバー。
彼らが免許を取ってから何十年も経っている。
昔はそれほど信号もなかった。
お年寄りのドライバーはあまりウインカーを出さないので
信号待ちのときはどちらへ曲がるかわからない。
十分注意しないと大変だ。
今までに2度ほど冷や汗をかかされた経験あり。

ギネス スタウト

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貧血で鉄分不足にはギネスのスタウトが良いと夫やお客さんに言われて
試してみることにした。
夫が言うにはギネスのスタウトは鉄分、ミネラルや他の栄養分が豊富で
その昔は病院で栄養をつけるために妊婦さんに与えられたというのだ。

先週血液検査を受けにクリニックに行った時に看護婦さんに
栄養をつけるのにギネスを飲んでいると言うと
昔、看護婦さんになった頃は病院でギネスを患者さんに出していたそうだ。
「その頃は眠り薬なんて出さないで寝る前には
患者さんにウイスキーやブランデーも出してたのよ」と教えてくれた。

本当にギネスが効くのははわからないが
普通のビールと違って飲むとお腹がいっぱいになる。

Chirstening 洗礼式

日曜日は夫の友達の子供の洗礼式だった。
イギリスでは日本のように百日ときっかり日にちは決められていないが
子供が生まれたら洗礼を受けさせる行事がある。
その日は教会に親戚や友人が集まってお祝いをする。
この日は3人の洗礼だった。
夫の友達の子は6ヶ月。それから2歳近い女の子と4ヶ月の女の子。

イギリスのフラワーアレンジメントの起源は教会に飾られるお花だったので
それを楽しみにしていったのだがこの日行った教会は
経費節約なのか全てが造花でちょっとがっかり。
後日職場でその話をするとイギリス人の同僚も
教会の花が造花だったと聞いてびっくりしていた。

式が終わるとすぐに近くのパブに移動。
両親が借り切った会場で宴会のようなものをする。

6ヶ月のジャックと55歳の夫。
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ジャックはご機嫌で声を出して笑っていた。
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夫は昔赤ちゃんだった姪っ子たちの面倒を見ていた頃があるそうで
私よりずっと赤ちゃんを抱いたりあやしたりするのが得意。
私はと言うと赤ちゃんは抱くより見ているほうがいい。

オリンピックの名残

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先週のこと安売りショップへ行ったら
オリンピックロゴのマグカップがたったの29ペンスだった。
日本円にしたら50円でお釣りが来る。
さっそくペアーで買った。
夫とオリンピックの記念にもなるよねと言いながら。

黄金のポスト

少し古い話になってしまうがオリンピック、
パラリンピックに沸いたイギリスのお話。
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今回のオリンピック、パラリンピックで
イギリスは予想以上に金メダルを獲得した。
ロイヤルメールはその偉業を称える方法として
金メダルを取った選手の実家に一番近いポストを
金色に塗り替えることにした。

下の写真はオリンピックのテニスで金メダルを取ったアンディ・マレー。
オリンピック後も忙しく最近やっと実家に戻れたので
地元はポストを金色に塗り替えてお祝いをした様子。
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裏技

イギリスの自動販売機を使うと必ずと言っていいほど
入れたコインの一枚は返却口に戻される。
これは自動販売機のコイン計量がいい加減なのか
それともコインの重さがいい加減なのだろうと思っていた。
例として10ペンスが戻る。
もう一度入れても戻るので違う10ペンスを入れてみるがそれも戻る。
5ペンスを2枚にしようとまず一枚入れても戻ってくる。
いつも誰かが自動販売機の前でてこずっている。

今日町に出かけた。
駐車場の清算機の所に行くと私たちの前に2組のご夫婦がいた。
先頭の奥さんが清算機にお金を入れると最後の10ペンスが戻ってくる。
財布の中から他の10ペンスを探して入れても戻ってる。
他の10ペンスもだめ。
するとその後ろにいたご婦人が「ちょっとした裏技があるのよ」と言って
コインを舐めてから入れるといいんですってと言って
コインを舐めて清算機に入れるとあら不思議。
戻ってこなかった。
私たちが感心しているとご婦人は「なぜかわからないけれど
舐めるといいそうよ」と言って自分の駐車券を入れた。
そしてコインを入れると最後の一枚が戻ってきた。
彼女は躊躇せずにコインを口に入れてから清算機へ。
これも成功。
次は私たちの番。
指定された1ポンドを入れると戻ってきた。
夫は一瞬迷ったがコインを舐めてから清算機へ入れると
これもまた成功。
三発三中の成功率。
いろんな裏技があると感心した今日の出来事だった。
しかし私はコインを舐める勇気はないが・・・

London Olympics 2012

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ロンドンオリンピックが幕を閉じた。
この2週間毎日テレビを見ていた。
夫はもともと天邪鬼なのでオリンピックなんて見ないと宣言した。
私はたまたま住んでいるイギリスでオリンピックがあるのだから
何と言われようと私は見ると宣戦布告。
結局夫は私に負けて見ざる終えなかった。

私たちは忙しかった。
日本を応援したりイギリスを応援したり。
オリンピック前にあんなことを言っていた夫だったが
イギリス人がメダルを取り表彰台に上がるたびに
目頭を熱くしていた。
夫が一番応援していたのは
リトル・モーと呼んでいたモハメド・ファラー。
ソマリアを8歳で脱出してイギリスに移民した。
1万メートルの決勝であと一周のベルがなると
夫はテレビの前に立ち松葉杖で床をたたきながら
「Go on Mo, Go on Mo」(行け、モー)と叫んでいた。

イギリスのテレビはどうしてもイギリス選手中心で放映されるので
日本選手の活躍を見逃したりしてちょっと残念だったが
私的にはかなり盛り上がった2週間だった。

仕事に行ってオリンピックの話に花を咲かせようと思ったが
あまりオリンピックを見ている人が回りにいなかった。
結構無関心なのだなと思った。

勝訴

今日は夫の傷病手当に関する略式裁判の日だった。
話は遡って去年の11月になる。
夫は傷病手当を受けるにあたって一年に一度
メディカルインタビューを受けなければいけなかった。
一昨年に初めて受けたインタビューは看護婦によるものだった。
問診と簡単な触診。
その時はまだ働ける状態ではないと認められた。
去年の11月にまたメディカルインタビューを受けなければならなかった。
9月にようやく検査手術を受けた夫の状態は
一昨年のインタビューの時よりも悪かった。
近所のコンビニにも歩いて買い物に行けず
靴下や靴を履くのも私が手伝っていた。
その時の結果が1月年明けに届いた。
結果は目を疑うものだった。
夫は肉体労働をするにもまったく支障がないので
傷病手当を打ち切るというものだった。

すぐにかかりつけの医者に相談すると控訴したほうがいいと
アドバイスとシチズン・アドバイス・ビューローの
連絡先を教えてくれた。
実は一昨年イギリスの政権が変わってから
新しい政府は福祉、医療費、教育費の予算をどんどん削りだした。
そのおかげで傷病手当を打ち切られる患者が増えている。
シチズン・アドバイス・ビューローはそういう弱者のために
控訴の手続きを無料でやってくれるので
その助けを受けすぐに控訴した。

控訴の準備に去年のメディカルインタビューの
結果を取り寄せたところ嘘ばかりが記入されていた。
趣味は釣りだが家にいると欝っぽくなるので
医師が気分転換に釣りに行ったらどうだと助言された。
それで友達が身体障害者も釣りができる釣り掘りに連れて行ってくれたが
2,30分で膝が痛くなり友達にすぐに家に送り届けてもらった。
それが1回だけだといったのに対して
その答えは暇があれば週に何度も釣りに行っているだった。
もうひとつは膝の曲がり具合。
触診のときインタビューの看護婦は曲げられるところまで
膝を曲げて見せるように言った。
一度も角度を測らなかったのに問題なく膝が曲げられて
130度という数字まで入っていた。
しかしリハビリに通っていたときリハビリ士が
毎回特別の定規を使って夫の膝の曲がり度を測っていたが
曲がっても110度くらいが最高で130度にいった事は
一度もなかった。
とにかく夫が答えた質問の答えは全て
彼らの都合のいいように書かれていた。
この結果には夫の手術の担当医も腹をたて
この控訴に主治医としての見解を書いてくれた。

その略式裁判が今日だったのだ。
夫は一昨日くらいから裁判のことでナーバスになっていた。
昨日は寝れなかったようだ。(私はぐっすり寝ていた)
今週初めに夫は裁判所に車で行って駐車できるかとたずねたが
障害者バッチがないとだめだと言われた。
離れたところにある駐車場から歩くのは
夫にとっては無理なのでタクシーで行こうと話していた。
すると今朝裁判所から電話が来た。
内容は2時に予定されていた裁判を1時からに
早めることは可能かというものだった。
夫が承諾すると数日前に駐車のことで電話をしたかと聞かれたので
そうだと言うと障害者バッチがなくても駐車できるように
守衛に連絡しておくと言われ車のナンバーを教えた。

全ての書類を揃えて裁判所に向かった。
雨の中言われたとおりに裏口の駐車場に向かった。
そこにインタフォンがあって言われたとおりに夫の名前と
車のナンバーを伝えた。
インタフォン越しに守衛は障害者バッチはあるかと尋ねた。
私がないが今朝車を停められるように守衛に連絡しておくと言われたと言うと
何も連絡を受けていないので門を開けることはできない。
路上に止めて歩いて裁判所に入るように言われた。
私の様子を見てた夫が車から出てきて
インタフォンで守衛に説明したが同じことを繰り返すだけで
結局遠回りをして歩きながら裁判所に行くしかなかった。

夫は何度も立ち止まりかなり時間がかかった。
裁判の15分前までには着いていなければならなかったが
やっとのことで着いたときは5分前だった。
出迎えた女性は今朝電話をしてきた女性だった。
彼女に遅れた事情を説明すると
彼女はちゃんと守衛には連絡を入れておいたが
実は夫が初めてではなく何度もこういうことが起こっているそうで
侘びを入れられた。

やはり13日の金曜日かと思えるような出だしだった。
裁判室4に入るように言われた。
部屋には一段高いところに裁判員と医師がいた。
そして私たちを案内した女性がその前に座り
私たちは彼らに面して座る形になった。

最初に医師からメディカルインタビューに関する質問があり
夫が質問に答え嘘の結果を正す形になった。
その後裁判員もいくつか質問をし、最後に
夫が言いたいことをたずねられた。
夫は今まで誰も自分の言うことをきちんと聞いてくれなかった。
ずっと嘘つきのように扱われた。
夫はちゃんと自分の言う真実を聞いて欲しいそれだけですと言った。

判決が出るまで待合室で待つようにと言われた。
どのくらい待つのだろうと思っていたら
割と早く呼ばれまた裁判室に戻った。
私たちの机の上に一枚の紙が乗っていた。
裁判員が夫の名前を読み上げ
「あなたは勝訴しました」と言った。
私は夫の言葉を待っていたのだが黙っている。
あれと思い隣にいる夫を見ると目頭を押さえていた。
いろんな事が夫の頭の中を巡ったのだろう。
まったく理不尽な報告をされて怒りをぶつけようにも
相手は政府の息のかかった団体。
その姿を見て私もちょっと目頭が熱くなった。
夫はやっとのことでありがとうございましたと
礼を言って部屋を出た。

結果としては支払いを止められた1月から4月までの
傷病手当が支給されるだけでたいした金額ではない。
政府が規則を変えたので今までずっともらえていた人も
この4月からは1年傷病手当をもらったものは打ち切りになった。
どんなに重い障害を持っていてもだ。

でも私たちには、特に夫にとっては
この裁判に勝ったことはとても大きなことなのだ。


今年の母の日は3月18日

今年の母の日は3月18日。
去年は4月3日だった。
何で毎年変わるのか夫に訊いてもあいまいな答え。
自分で調べると復活祭(イースター)の日曜の3週前の日曜が
母の日になるのがわかった。
イースターはと言うと
春分の日の後の最初の満月の次の日曜日(ウイキペディアより)。
そのため毎年母の日が違うらしい。

職場の私のボス、デイブは去年と同じ4月だと思い込んで
2週間のホリデーを取ってただいまカナリア諸島をクルージング中。
母の日の週にしっかりぶつかってかなり大変。
イギリスでの母の日の贈り物はやはり花束やアレンジが人気で
お花売り場はバレンタインより忙しい。
さらに3月2日からガーデンセンターもまたオープンしこちらも忙しい。
来週は忙しさに拍車がかかるがデイブ抜きで何とか乗り切らなければ・・・