続イギリスで始めたこと

2001年からイギリスに住んでいます。 人生何があるかわかりません。思いもしなかった異国暮らし。 日々の生活の中で思うこと、発見したこと、出来事などを書いています。

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Derbyへ

病院へ強制入院になった前日私は職場のスーパーバイザー、デイブと
Derbyへ花屋に関する研修を受けに行っていた。
私の住んでいる町からDerbyは片道約120キロにある町で
そこに花の配送センターがある。
9月下旬にそこで各支店の花屋のスーパーバイザーに向けた
研修があるが一支店分の空きがあるので条件が合えば
私に参加しないかと声がかかった。
私にとっては願ってもない機会だったので
行かせていただけるのなら是非と答えていた。
休暇中の一日を返上して行くのだがそれは構わなかった。
夫に言うとそれは滅多にない機会だから行っておいでと言われた。

Derbyで研修が始まるのは朝の7時からなので
朝5時には出発しなければいけない。
デイブは免許を持っていないので運転は私。
私にとっては初めてのM6(高速)で遠出。
7時をちょっと過ぎてFlower World着いた。
着いて男性に案内をしてもらうが他の支店から
来ている筈の人たちがどこにもいない。
デイブが研修を受けに来たと言うと
「あ、それは配送センターの方ですね」と言われた。
違う場所に来てしまった。
その男性が配送センターの道順を教えてくれて
何とか30分後にたどり着くことができた。

1時間ほど送れてしまったが配送センター内の案内が
始まったばかりで大事な部分は見逃していなかったのでよかった。
研修を受けるのは私を含め8人。
うち2人は前日から来て地元のホテルに泊まったそうだ。

作業服と黄色の安全ベストに着替え皆と合流。
まずは冷蔵庫の見学。
ここにはセンターに運ばれた花が保管され
温度は2度から5度の間に保たれる。

次に花のコンディションをチェックし、
長いままの花の茎を適度の長さに切り落としていく。
それから花束作りの場所へ。
バラ単独、カーネーション単独と花別の花束。

私たちの実習はベルトコンベアーに乗ってくる
セット花束にそれぞれの花を足していく。
一列になってそれぞれの花の前に並ぶ。
私の隣はスロバキア人の女性で彼女が白いゆりを加える。
私はピンクバージョンの花束にピンクのゆりを加えていく。
左手にゆりを数十本かかえ、右手で一茎ずつ加える。
ベルトコンベアーが停まるまでは手を止めることはできない。
この作業に10分ほど参加させてもらった。

次は大きなセット花束作る場所。
売り場では早くても7分から10分はかかる作業。
ここでは3分以内で作ると言われてびっくり。
ここも実習させてもらう。
ロ形のテーブルにそれぞれの花が束ねる順に並べられている。
そこに7、8人のスタッフがテーブルの周りを
花を取りながら回って最後には花束が出来上がって
ゴムで束ねてラッピングをかける人に渡す。
その人は大きなカッターで茎を切りラッピングをする。
一連の動きを見ているとスタッフの一人が
手招きで輪の中に私を入れてくれた。
彼女がこれ2本、回して次2本と手本を見せてくれた。
その通りにして花束出来上がり。
こんな風に花束が作られているとは知らなかった。

ほとんどのスタッフは東ヨーロッパ人が多く
デイブがいたテーブルは英語を話せる人がいなく
会話は身振り手振りと単語だったそうだ。

その後は昼食をはさみながら個人実習。
トレーナーが新鮮な花を台車に乗せてきた。
どの花も私たちのために用意されたもので
売り場でも見ることのできないいい花ばかりだった。
二人一組になって課題の花束を仕上げていく。
デイブは男性が好きなので若い男の子とペアーを組んでいた。

とてもいい経験をさせてもらった。
本当はスーパーバイザー用の研修なので
それに参加させてもらえたのは私にとってはご褒美だった。

実習で使った花束はいただけたので
家に帰ってきてから作り直した。
IMGP2991.jpg

濃い紫のカーネーションとガーベラが気に入らなかったので
活けなおし。
IMGP2999.jpg

花を扱うので配送センター内の温度は低く保たれていた。
着込んで実習をしていた私たちは寒かった。
こんな環境の中で働く人たちは英語もわからない人が多く
賃金は法律で決められている最低ぎりぎり。
これでスーパーは安い花を提供できるのだ。
毎日届けられる花束。
こんな風に作られているとわかると見方も変わる。

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ご自宅に持ち帰ったという花束、素敵です!お花って、家にあるだけで気持ちも家全体の雰囲気も和らぎますよね。

Kemmiさんが勤めていらっしゃるスーパーのお花、他のどのスーパーよりも綺麗で、誕生日や記念日、祝い事の時によく利用させてもらっています。

やはりこういうところで働いているのは東ヨーロッパの人が多いのですね。

デイブさんが若い男の子と組んだ…という部分。そしてそれを抑揚を付けずに淡々と文章にするKemmiさんのスタイルに笑ってしまいました。

2012.10.03 06:45 おゆり #mQop/nM. URL[EDIT]

なんか、最近、いろいろめまぐるしいですね。

でもやっぱり、
写真のブーケは2枚目のほうがバランスがいいですね。
上のはキュウっとしてるわりにばらついてる感じがします。
2枚目のはすごくきれい。
薄紫の名前はしらないけど、ちりちりっとしたかすみ草チックな小花の感じが絶妙です!

2012.10.03 23:52 TSU #- URL[EDIT]
おゆりさま

自宅でも花は切らさないように飾っています。
花っていいですよね。
うちのスーパーが今年からFlower Worldから
お花をおろしてもらうことになったのですが
その前の卸会社と比べてとても質がよくなりました。
ご利用ありがとうございます。(笑)

配送センター内で働いている人はイギリス人のほうが少ないと思います。

デイブはちゃんとお楽しみも見つけていました。

2012.10.04 05:13 kemmi #- URL[EDIT]
TSUさま

2週間の休暇を取ったと言っても忙しかったです。
実習は2人でペアーだったので
もう一人の方があの紫のカーネーション、ガーベラを選んでしまったので
ちょっと私のイメージとは違ってしまいました。
家で活けなおしてもしっくり来なかったので
カーネーションと濃いガーベラははずしてしまいました。
やっぱりすっきりに見えますよね。

薄紫は染めたかすみ草なんですよ。
花束によってはピンクに染めたかすみ草もあります。

2012.10.04 05:22 kemmi #- URL[EDIT]

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