続イギリスで始めたこと

2001年からイギリスに住んでいます。 人生何があるかわかりません。思いもしなかった異国暮らし。 日々の生活の中で思うこと、発見したこと、出来事などを書いています。

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葬儀に向けて

義母の葬儀は6月2日に決まった。
私の里帰り前なので私と夫はほっとした。
夫は私の目から見ると落ち着いているように見える。
まだ実感がないと言っていた。
義母が亡くなってから最初の日曜日私は仕事だった。
仕事から戻ると夫が話してくれた。
夫はいつものように日曜日のお昼前に
義母に電話しようと思ったそうだ。
そして義母がもういないとわかってとっても動揺したと。

日本の葬儀への過程が異なるので書き留めておきたい。
亡くなった義母の亡骸は病院からすぐ葬儀屋さんに移されたと
思っていたのだが違っていた。
義母は金曜日に亡くなった。
その日に死亡診断書は出なかったので
義母は病院に安置されていた。
土日を挟んでしまったので月曜日に夫の姉が死亡診断書をもらい
それをもってレジスターオフィスで死亡の手続きをした。
義母はお墓に埋葬されるので火葬場で埋葬の手続きをする。
夫が先祖代々の墓の持ち主になっているので
月曜日に火葬場へ行き墓を開けるのに必要な書類をもらってきた。
さらにsolicitorと呼ばれる事務弁護士の承認がいるので
法律事務所へ行き手続きを終えた。

火曜日に全ての書類を揃えて葬儀屋さんに夫の姉弟と集まった。
葬儀の打ち合わせをし、日取りが決まった。
水曜日に葬儀屋さんが病院へ義母の遺体を引き取りに行き
埋葬するための処置を施す。
準備が整ったら義母の遺体は葬儀屋さん内のチャペルに安置され
家族は毎日でも義母に会いに来ていいそうだ。
義母が亡くなるまで身の回りの世話をしてくれた弟さんの
お嫁さんがお母さんに着せる服、アクセサリ、棺の中に入れる
写真や義母のお気に入りの物などを葬儀屋さんに渡した。
打ち合わせのコーディネートをしてくれたレイチェルという女性は
とても感じのいい人で打ち合わせを進めてくれ
その場は笑いもあり和やかな雰囲気になった。

弟さんのお嫁さんが義母の写真を渡していたのだが
夫が義母の見た目が生前のようになるかな。
葬儀屋さんの腕次第だなと言っていた。

イギリスでは家族が亡くなった家では日中もカーテンを閉めておくそうで
これはお葬式の日まで続けるそうだ。

イギリスの葬儀はゆっくりしたスピードで行われるので
精神的に楽だと思える。
8年前に妹を亡くした時悲しむ間も無く葬儀に追われ
葬儀が終わったと思ったらすぐ初七日。
わけのわからないまま事が進んでいった。

葬儀屋さんを後にするとき夫は姉弟に自分は
義母には会いに行かないからと言った。
夫は義母の亡骸の中にはもう何もいない。
自分は最後のお別れのときしっかり別れてきた。
夫は義母の耳元で何かささやいていた。
あとで夫はあれは自分と母親だけの別れの言葉で
何を言ったかは自分が死んでも誰にも言わないと言っていた。

お葬式の日はまた涙になると思うが
それまではゆっくりとその日を迎えられそうだ。

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がんばってくださいね!

いろいろと 大変ですね!
でも、こちらのばたばたと大忙しな葬儀と
違って、ゆっくりできるお悔やみは 羨ましいです。
kemmiさんもご主人も、どうぞ お身体 
大事になさってくださいね!

2014.05.22 14:23 しろうさ #WGv/JGO2 URL[EDIT]

尊い時間ですね..........。

2014.05.22 17:44 TSU #- URL[EDIT]
しろうささま

ありがとうございます。
本当のお別れまで少し時間があるのは助かります。

2014.05.23 03:31 kemmi #- URL[EDIT]
TSUさま

そうですね、尊い時間ですね。
本当のお別れまで夫は想いを馳せていると思います。

2014.05.23 03:37 kemmi #- URL[EDIT]

別れ・・・寂しさと悲しさと・・・
母親とは偉大な存在ですね。

天国からご主人や家族を見守ってくれていると嬉しいですね。
お疲れがでませんように。

2014.05.23 05:03 ニコ #- URL[EDIT]

お悔やみ申し上げます。
たしかにこちらでは最低でも一週間以上はお葬式まで時間があるので、時間をかけてお別れを言えます。
それでも辛いことにはかわりないですが。
葬儀はやはり辛いですし、葬儀の後もまた違った辛さが残りました。
夫の父と母、両方経験しました。

お身体を大事にしてください。

2014.05.23 08:08 ぷうまま #- URL[EDIT]
ニコさま

心遣いありがとうございます。
お義母さんが安らかであることを祈るのみです。

2014.05.24 00:17 kemmi #- URL[EDIT]
ぷうままさま

温かいお言葉をありがとうございます。
ぷうままさんはもう2度も経験されているのですね。
お葬式の後すぐに夫を残して里帰りするので
その時が心配です。
やはり時間しかないですね。

2014.05.24 00:21 kemmi #- URL[EDIT]

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