続イギリスで始めたこと

2001年からイギリスに住んでいます。 人生何があるかわかりません。思いもしなかった異国暮らし。 日々の生活の中で思うこと、発見したこと、出来事などを書いています。

旅の思い出 > ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿

今から10年以上も前のこと。
私がイギリスに来たばかりの頃夫がパリ旅行に連れて行ってくれた。
イギリスからバスでのツアーで片道が13時間かかった
結構きついツアーだった。
ツアーは一日パリ市内観光が付いていてあとは自由行動だった。
市内観光にはヴェルサイユ宮殿も含まれていて
ベルバラを読んでいた私はかなり期待していた。

ヴェルサイユでは各自昼食を取り決められた時間まで自由だった。
私は絶対ヴェルサイユ宮殿を見るからと夫に言っていた。
その前に夫がタバコを買いたいといって店を回ったが
どこの店でもタバコを置いているわけではなく
タバコ一箱買うのにずい分時間がかかってしまった。
急いでヴェルサイユ宮殿へ行くと説明付きのツアーに入ると
集合時間に間に合わなくなることがわかった。
せっかくここまで来て中に入れないなんて・・・
またパリに来る事はあってもヴェルサイユまでは来ないと思うと
一生に一度の機会を逃してしまった。
私は半べそだった。
夫は自分のせいで私が一番楽しみにしていたイベントを逃したので
何とか私の機嫌を取ろうとしたが私はショックで無言のまま。
庭を見てみようよと夫に言われ庭を見ても何の感動もない。
困り果てた夫。

建物入り口に来て夫がここに入ってみようかと言うので
ただ後について行った。
少し中に進むと階段があったので上って行った。
そのまま廊下を歩いていくと右手に少し綺麗な部屋が出てきた。
小さな幾つもの部屋の前を通っていくと私たちの進行方向から
どんどん人がやっていた。
右手の部屋はどんどん豪華になっていく。
なんだか変だなと思いながら大勢の人たちとは反対方向に進んでいくと
突然大きな広間に出た。
そこで私は確信した。
私たちはヴェルサイユ宮殿の中にいると。
その広間はあの有名な鏡の間だった。
それまで泣きべその顔だった私の顔は一瞬にして笑顔になり
どうしても入りたかったヴェルサイユ宮殿を楽しんだ。

そのまま進んでいくと結局入場を諦めた入り口にたどり着いた。
私たちは出口から入ってしまったのだった。
入場料も払わずに。
建物の関係者は何人かいたのに誰も私たちを気にも留めなかった。

あれから10年以上も経ってしまって
またパリを訪ねる機会には恵まれてはいない。
あの偶然のハプニングに感謝。
この思い出は今でも私たちの笑い話。

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災い転じて 楽しい思い出!!
いいなあ~!

2014.04.15 13:25 しろうさ #WGv/JGO2 URL[EDIT]

おもしろ〜い!
普通に入ったより印象深い思い出になりましたね。
何事もあきらめちゃいけませんね!
このお話、覚えておこう。

2014.04.15 14:51 Tsu #- URL[EDIT]
しろうささま

あの時は本当に泣きそうでした。
でも一瞬で笑顔になりました。
こんなこともあるんですね。

2014.04.16 03:15 kemmi #- URL[EDIT]
TSUさま

忍び込もうとしたわけではないのですが
本当に偶然でした。
そして誰も私たちを止めなかったので・・・
フランス人はあまり仕事をしていないです。

2014.04.16 03:17 kemmi #- URL[EDIT]

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