続イギリスで始めたこと

2001年からイギリスに住んでいます。 人生何があるかわかりません。思いもしなかった異国暮らし。 日々の生活の中で思うこと、発見したこと、出来事などを書いています。

両親 > 塗り絵

塗り絵

母は子供の頃絵を描くのが好きだった。
学校で何度が貼り出されたこともあったそうだ。
私が小学校一年生の夏休みの宿題で絵があったのを
母がほとんどやってしまったのを覚えている。
一年生にしてはあまりにも上手な貼り絵に
私は先生にばれるのではないかとひやひやした思い出がある。

妹が亡くなった後何か母のできる事はと思い
好きだった絵と考えて「大人の塗り絵」と色鉛筆を贈った。
一時期母は夢中になってこの塗り絵をやっていた。
その後母はやはり妹を亡くして頑張りすぎ精神的に
バランスを崩してしまった。
1年半の入院生活を経て復活してきた母。

その後父と二人で元の生活に戻っていったが
今度は父が少しずつ認知症の症状が出てきた。
デイケアーに週一度通っていた母だったが
デイケアーに行ってもまた塗り絵をやろうという気にはならなかった。

父の症状が進み母一人では世話ができなくなってきた。
この1月に父には老人健康施設に入所してもらった。
父を施設に預け母がほっとしたのもつかの間で
今度は母が大腿骨骨折とあわただしい2013年。

骨折から見事に復活した母はとても元気だ。
娘の私が感心するくらいだ。
80年間の母の人生で初めての一人暮らし。
精神的にも落ち着いてきたのかまた好きだった塗り絵を
デイケアーで始めたそうだ。
花の塗り絵の本がもう終わるそうで今度は鳥の塗り絵に入る。
クリスマスプレゼントにと今36色の色鉛筆と
新しい塗り絵の本を探している。
母は6年生の時に犬の絵を描いてコンクールに出されたそうだ。
動物がいいなと言うので探しているがなかなか動物の絵が無い。
見つけたのがピーターラビットの塗り絵で
イギリスにも関係があるので母がいいといえばそれを贈りたい。

母が退院してから驚かされるのは母の好奇心。
私が今年始めたポリマー粘土を見て母もやってみたいそうで
来年の里帰りに教えて欲しいと頼まれた。
嬉しい驚きである。
母がやりたいという事は何でも手伝いたい。

母と50年以上親子をやっているがいつも驚かされる。
いい意味で期待を裏切られる。
そして本当に強い人だと思う。
もし私の身に母に起こったようなことが起こったら
私はそこから復活できるほどの強さがあるだろうか。
80歳で新しいことに挑戦しようという好奇心を
もっていられるだろうかと自問してしまう。

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若返る。

>80歳で新しいことに挑戦しようという好奇心・・・。
素晴らしいお母様。好奇心が芽生えるのに歳は関係無いと
教えられた気がします。(^^)
好奇心があれば使うほどに脳が活性化し、さらなる興味が
湧いてきます。ピーターラビットのぬり絵と36色の色鉛筆。
我家族もピーターラビットが大好きです。今度本屋さんで
絵本を探してみようかしらん。(^^)

2013.11.28 11:13 北の旅烏 #- URL[EDIT]
北の旅烏さま

母には同じ話を何度も聞かされますが
私が電話するといった日付や私の言った事はしっかり覚えていて
機転もきき脳はかなり活性されていると思います。
私のほうがボケてきているかも。
大人の塗り絵でピーターラビットは2冊も出ています。
もう一冊はいたずら編でした。

2013.11.29 05:03 kemmi #- URL[EDIT]

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