続イギリスで始めたこと

2001年からイギリスに住んでいます。 人生何があるかわかりません。思いもしなかった異国暮らし。 日々の生活の中で思うこと、発見したこと、出来事などを書いています。

2014年12月 の記事一覧

記念撮影

今日のお客様は奥様に結婚記念日の花束を買いにいらした男性。
44回目の記念日。
既製の大きな花束に赤いバラと百合を加えた。
一つの花束に作り変えて綺麗にラッピングすると素敵な花束になった。
その過程をみていたお客さんがとても喜んでくれて
写真を撮っていいかとたずねられた。
結局花束を抱えた格好で携帯で写真を撮られた。
これも初めての経験。

昨日のお客様は70代の男性。
お花屋さんのすぐ隣はセルフレジで
そこでレジをしている奥さんに気付かれないように
花束を買いたいと言う。
ちょうど展示用に作ったばかりの花束があったのでそれを勧めた。
一緒に働いていたデイブは奥さんの気をそらすために奥さんの方へ行った。
カードで支払うのにピン番号を入れる。
男性は生まれた年がピン番号で1978年だと言う。
私より30歳近く若い?それは若すぎるでしょうと言って
頼まれたピンを入れるとやはり間違いでエラーになった。
男性が奥さんに正確な年を尋ねると1937年だった。
無事会計が終わり花屋の前を通る奥さんに花束を渡し頬にキスをしていた。
とても微笑ましい場面だった。

その後売り場に戻ってきたデイブが話してくれたのは
奥さんのところに行ったらご主人はアルツハイマーを患っていて
それなのに花を買ってくれるのよねとおっしゃっていたそうだ。
こちらはちょっともの悲しいお客様だった。

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メリークリスマス

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今年もチキンが上手く焼けた。
ずっと暗い天気が続いていたが今日は久しぶりに太陽が顔を出した。
日本の元旦のように静かな日。

クリスマスプレゼントにもらったDVDを観ていたら
途中で映像が止まった。
DVDプレイヤーが壊れた。
イギリスの電化製品は本当にすぐ壊れる。
何とか夫のプレイステーションで続きを観れた。
DVDプレーヤーは来年のショッピングリストのトップになった。

ピンクの花束

お花屋さんはクリスマスに向けて大忙し。
2,3日前にデイブと仕事をしていたら中年のご婦人と
その娘さんらしい女性が足を止めた。
ご婦人は私をずっと探していたと興奮された感じで話し始めた。
私が作ったピンクの花だけで作ったブーケのお礼を言いたかったとおっしゃる。
それはこの方のお母さまの誕生日の贈り物だった。
「母は目が見えないのだけどピンクの色が見えると
あの花束をとっても喜んでくれたの」と。

いつだったろうと記憶をたどる。
そうだこのお客様と一緒に花を選び
白い花びらの縁がピンクのアルストロメリアを入れたら
とても優しい感じのブーケになってとても気に入っていただけたのを思い出した。

ありがとうございますとお礼を言い。
お客様を見送った後からじわじわと心が温まる。
目の見えないお母さまが見えたとおっしゃったと言うのが
心に沁みてきた。

クリスマスライト

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今年はなかなかクリスマスツリーを出す気になれなかったのだが
出す前にクリスマスが来てしまいそうだったので
16日に気を奮い起こしてクリスマスツリーを出した。
本当はクリスマスの4週間前に出すのが通例のようだ。

最後にライトをツリーに巻きつけて点灯。
ところが点かない。
夫が小さな電球のどれかが切れていると点かないんだと言った。
それから夫とライトコードの両側から一つずつ電球を外し換える。
きれている電球を取り替えれば全体に電球が点るのだ。
これがなかなか忍耐の要る作業。
一度に2つの電球は外せないので夫と交互に取り替えていった。
電球の残りもわずかになった時に夫の換えた電球で
全部の電球が点いた。
夫は子供の頃よくやったと言っていた。
予備の電球がなくなったらライトを新しく買わなければならない。

クリスマスのお墓参り

今日はクリスマス前の夫の母のお墓参りに行ってきた。
小ぶりだった雨が墓地に着いたときには上がっていた。
駐車場に着くと所狭しと車が止まっていたので
お葬式が行われているのかと夫と思った。
でもお葬式ではなくお墓参りに来ている人達だった。
いつもは寂しげな墓地も今日はまばらに人が訪れていて
何人かの人とはすれ違うたびに挨拶を交わした。
その人達の手にはクリスマスのリースや
クリスマスの飾りのような物が見られた。
私たちは天使がひざまづいて両手を合わせている鉢に入った
プリムローズを持って行った。
クリスマスに向けてお墓参りをする人々をみて
やはり日本とは違うのだなと思った。
お花屋さんに来るお客さんも墓前に飾るものを買い求める人が多い。

毎年届いていたお義母さんからのクリスマスカードはもう届かない。
夫にとってはかなり寂しいクリスマスだろうと思う。

ご無沙汰でした

先月の下旬に母が老人保健施設に入所しました。
去年の4月に大腿骨骨折後目覚しい回復をした母でしたが
今年の夏の終わりくらいから身体的にも精神的にも
あまり良い状態ではなくなりました。
特に1人で暮らしていくことにかなりの不安を抱えるようになり
一日一日を終えるのが精一杯でした。

先月中旬に母が1人で自宅にいるのはもう無理だと思える事態になり
伯父、ケアーマネージャさんと相談し緊急で入所できるところを
探してもらい運よく父と同じ施設に入所できることになりました。
とはいえ母にとっても私にとっても辛い選択でした。
私が日本に帰れないばかりに母に辛い思いをさせています。
母の身の安全を考えれば一番良い選択だとはわかっていながら
私自身が落ち込んでしまいブログをお休みしていました。

冬の北海道は特にお年寄りには厳しい季節です。
やはり24時間見守っていただける施設に居るのが
母の安全を考えると仕方のない選択だったと思うようにしています。

つたないブログですがまたぼちぼち続けようと思いますので
良かったらお付き合いください。