続イギリスで始めたこと

2001年からイギリスに住んでいます。 人生何があるかわかりません。思いもしなかった異国暮らし。 日々の生活の中で思うこと、発見したこと、出来事などを書いています。

2014年11月 の記事一覧

パネトーネ

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Panettone、イタリアのクリスマスのお菓子。
イギリスのクリスマスプディングは一口食べただけで
もういいですと言いたくなるほど重くて味が濃い。
私はこのパネトーネが軽く口当たりもいいので好きだ。
この時期によく行くスーパーで売られる。
大きさはこの小さなものから4倍ほどの大きなものもある。
大体私一人で食べるので一番小さなものを買ってきた。

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夫にも分けてあげるとバターをつけて食べたいと言っていた。
だから太るのだ。

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あきらめない

2ヶ月ほど前にマンチェスターのチャイナタウンに食料の買出しに行った。
家に戻ってレシートをチェックすると買った覚えのない使い捨て手袋5ポンドが
一番最初に載っていた。
どうりでいつもより高いと思ったはずだ。
なぜ買った覚えのないものが買ったことになっているのか推理してみた。
その日は今までに見たことない店員さんがレジにいた。
この中華系のスーパーのレジの人は使い捨て手袋をしていて
その時にこの店員さんが手袋をはめてレジを打ち出したのを思い出した。
きっと不慣れなこの店員さんが手袋を箱から出すときに
間違ってその使い捨て手袋の箱をスキャンしてしまったのだろう。
すぐにでもお金を返して欲しいがしばらくはマンチェスターまで行かないので
とりあえずレシートを取っておいた。
夫は悔しいけれど仕方ないねともう忘れていた。
しかし私は忘れていなかった。
次回買出しに行ったときに交渉してみようと思っていた。

今週の日曜日にほぼ2ヶ月ぶりでマンチェスターへ行った。
いつものお店に着くと夫はいつものように買い物を始めようとしたが
私が2ヶ月前のレシートを取り出してこのことでお店の人と話をしてくると言うと
夫はびっくりしてやめたほうがいいと私を止めた。
止められると思っていたので夫には事前に言わなかった。

お店の人に話を聞いてもらうとマネージャが出てきた。
私はその日に間違いに気付いたがマンチェスターに住んでいないので
すぐに来れなかった事と私の推理を話した。
2ヶ月も経っているのでだめと言われれば諦めようと思っていたが
幸いなことにマネージャが私の話を信じると言ってくれて
今回の買い物分から以前多く払った分を引いてくれた。
私は大満足。
夫は絶対無理だと思っていたのでかなり驚きすごいと褒めてくれた。
たかが5ポンド、されど5ポンドなのだ。

もう一つチャイナタウンの駐車チケットの機械の話。
この機械はお釣りが出てこない。
さらにコインも受け付けてくれる物とそうでないものがある。
30分で1ポンド45ペンス。
1ポンド、20ペンス2枚、5ペンスを用意する。
5ペンスを何度入れても返却口から落ちてくる。
仕方ないので10ペンスを入れる。
これも落ちてくる。
またまた仕方ないので20ペンスを入れると受けとってくれるが
おつりは出ない。
いつもこうだ。
日曜日は財布を見ると1ポンドがない。
仕方なく2ポンドを入れる。
当然おつりは出ない。
またやられた。

小さな花束

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今回はいつもより色を増やしてお花のイヤリング。
小さい花がなかなか同じくらいの形にならなくて
何度もつぶしては作り直し。

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同じような形にするのはまだまだ修行が必要。

付き添い

用事があって倉庫に向かっていると倉庫の責任者のマイクが寄ってきた。
マイクは私が倉庫で困っているといつも助けてくれる。
重い荷物を降ろしてくれたり探し物を一緒に探してくれたりと。
青果部のHHTを貸してくれないかと頼まれた。
HHTとは小型コンピュータのようなもので
棚卸しや値段を値引きしたりするときに使う。
青果部のHHTを管理しているのはアリソン。
アリソンは40歳前半の中国系イギリス人。
とても気が強くて口が立つ。
言い争いをするのが大好きな人。
私はマイクにアリソンに頼んでごらんと言うと
「え、アリソン。僕アリソン怖い
一緒について来て」と頼まれた。
仕方ないので一緒にアリソンの元へ行き
マイクがHHTを借りたいんだってと言うと
アリソンは「なんで必要なの?どのくらいかかるの?」と
矢継ぎ早に質問した。
「いいけど終わったらすぐに返してね。」とマイクにHHTを渡した。
アリソンのところへ行ったときマイクは私の顔と
アリソンの顔をかわるがわる見ながら一人にしないでねと
私に無言で頼んでいるようだった。
マイクは9月お父さんになったばかりのそろそろ30歳。
なんだか小学生の男の子みたいでとてもおかしかった。

101歳

今日初老の男性がお花屋さんにいらっしゃった。
置いて飾れる花束はあるかと聞かれた。
よく話を聞いてみると墓前に飾りたいと言われた。
それならばフラットバックという慶弔用の花束があるのでと
見本の写真を見せて作ることになった。
男性は既製の白い花ばかり使った花束を選んだ。
それをフラットバックに作り直すことにした。

写真は以前作ったもの。
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作り始めるときに男性がこのお花は生きていたら
今日101歳になる母のお墓に供えるものですとおっしゃられた。
男性は私の作業をずっと見ていた。
出来上がった花束を渡すと気に入ってくださったようで
ありがとうと握手を求められた。
あまりないことなのでちょっと戸惑ったが握手させていただいた。

日々頼まれる花束にはそれぞれに籠められた想いがある。

ナンシーおばあちゃん

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今日は仕事が昼で終わり帰ってすぐに夫の母の
お墓参りに行ってきた。
自宅に戻り夫は先に家に入りそのあと車から降りると
一軒隣のナンシーおばあちゃんが出かけるところだった。
私の大好きなおばあちゃん。
挨拶をすると嬉しそうな顔で
「今日は私の誕生日なのよ」とおっしゃった。
たぶん85歳になられたと思う。
金曜日に娘さん家族が祝ってくれたそうで
今日はお孫さんが食事に連れて行ってくれるそうだ。
「これからちょっと町に出かけて帰ってきたら
すぐに着替えて孫たちと出かけるわ。」
お誕生日おめでとうございます。
楽しい時間を過ごしてくださいねと言うと
ありがとうと言ってハグしてくれた。

今日はお孫さんたちと素敵な時間を過ごされたかな。

目薬

先週くらいから夫の目の調子が悪くなった。
結膜炎のようだったので月曜日に病院へ行き
二種類の目薬をもらってきた。
一種類は一日に3回、もう一種類は一日に2回点眼する。
実は夫は目薬が点せない。
子供の頃からめがねをしているので目に何か入るのを
とても嫌がる。
仕方ないので私が目薬を点してやる。
昨日までは休みだったのでよかったのだが
今日から仕事で早番。
5時過ぎには家を出なければならない。
朝の目薬は自分で点さないといけないよと夫に言うと
点せないから私と一緒に起きると言う。
今週は全部早番なので夫も早起きするらしい。

以前私が目薬を点していたらやってあげると夫が言うので
やってもらったことがある。
見事にはずしたのでもう夫にやってもらっていない。

スーという人

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スーとの付き合いは同じスーパーに勤めてもう9年になる。
私より3つ年上でシングルマザーでずっと働きながら
1人息子を育てた。

この春に部屋を片付けていたら自転車タイヤの空気入れと
自転車のチューブが出てきた。
私はもう自転車に乗る事はないので自転車通勤をしている
スーにあげようと会社に持っていった。
もう使わないからあげるというとスーはいくら払えばいいと訊く。
私はお金は要らないというとそういうわけにはいかなと言う。
言い出したらひかない人なので1ポンドならと言うと
わかったと言って2ポンドくれた。
1ポンドでいいんだからと言っても頑として受け付けない。
すぐに根負けしてしまう私は2ポンド受け取った。
捨てるより使える人にあげようと思ったのにかえって散財をさせてしまった。

数週間前にカフェで働くジューリーが私の作ったイヤリングをサイトで見て
欲しいといってくれた。
代金はサイトに載せた金額13ポンドを払ってくれた。
そのやり取りを見ていたスーが自分も私の作ったイヤリングが欲しいと言ってくれた。
早速私の作ったものの写真を見せると青いビーズを使ったものを選んだ。
それはもう売れてしまったものなので同じものを作って今週渡した。
スーには10ポンドで買ってもらおうと思っていた。
10ポンドと言うといや13ポンドと言うスー。
ジューリーの値段と同じだけ払うつもりだったのだろう。
もう一度10ポンドと言っても13ポンドを私に握らせた。
それ以上は何も言わずありがたく代金をいただいた。

スーという人は甘えたり人をあてにしたりする人ではない。
そういう風に自分に厳しく息子を育てながら生きてきた人なのだなと思う。