続イギリスで始めたこと

2001年からイギリスに住んでいます。 人生何があるかわかりません。思いもしなかった異国暮らし。 日々の生活の中で思うこと、発見したこと、出来事などを書いています。

2012年10月 の記事一覧

Red Rose

イギリスは日曜日から冬時間。
一年に2回も時計の時間を変えるのは面倒くさい。
身体の調子も大分元に戻ってきたようで
手をつけてそのままにしていたビーズをまたやる気力が湧いた。
ビーズに手をつけるとかなり集中してやるので
身体が疲れていると始める気になれなかった。

今回も私の好きな渋い赤を使ってバラのネックレス。
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頭の中で描いただけのデザインだったので
出来上がっていくうちに最初のデザインとは違ってしまう。
最後には一度完成させた後、気に入らなくて
ひとつの金具を取り除いてやり直し。

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バラの真ん中にファイヤーポリッシュのホワイトオパールを入れたのは
夫のアイディア。

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ドライマンゴーヨーグルト

最近鉄分が取れる食べ物を検索していたら
ドライマンゴーにも鉄分が結構含まれているそうだ。
さらに色々と検索していたらヨーグルトで食べるのに行き当たった。
ヨーグルトは甘みのついていないプレーンヨーグルト。
ドライマンゴを2センチくらいに切って
ヨーグルトに混ぜる。
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この後マンゴーは下のほうへ沈めた。

マンゴーがヨーグルトの水分を吸ってプリプリになる。
ヨーグルトにはマンゴーの甘みがつき濃厚に。

24時間待つとよいとあったので24時間経ったもの。
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マンゴーが生マンゴーと思えるほどプリプリになった。
ヨーグルトも美味しくて久々のヒット。

コーラスライン

来年の春にロンドンのウエストエンドで
コーラスラインが上演されるそうだ。

1979年にコーラスラインが劇団四季によって初演された。
社会人になったばかりの私はミュージカルなるものを観たくて
友達を誘って初めて観た。
社会人一年生としてはチケット代は高かった。
市民会館に着くと舞台の幕はもう上がっていてむき出しの舞台。
鏡張りの背景があるだけで何もなく
こんな殺風景な舞台なのかとちょっとがっかりした。
開演のベルが鳴り劇場が真っ暗になった。
タタタッと舞台の上を走る数人の足音。
照明がついたら殺風景だった舞台はオーディション会場に
変わっていて出演者たちがダンスの稽古をしていた。
その瞬間私は鳥肌が立った。
素晴らしい舞台だった。
初演のメンバーは浜畑賢吉、市村正親、久野綾希子、前田美波里と
今思えばすごい顔ぶれだった。
2,3日は夢に浮かされたようにコーラスラインのことばかりが
頭にあった。
それからお金が許す限り北海道に来る舞台はほとんど観た。

とても思い出深いコーラスライン。
その舞台をウエストエンドで再演するそうで
なんとか観てみたいな。

小春日和

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先週末は久々に天気のよい日があって
夫は木曜、金曜そして日曜日と釣りに出かけた。
昨日の日曜日、夫は釣りに行くつもりはなかったようだったが
行かないのと聞くとその気になったようだ。

昨日は風もなくとてもいい天気だった。
夫は今年一番釣れたと上機嫌だった。

こんなに大きいのが釣れたと手で大きさを示してくれる。
それが時間がたつごとに魚が大きくなっているように思える。

夜はさすがに疲れたのかソファーで船を漕いでいた。

ルイボス茶

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貧血で鉄分の薬を飲むことになったら問題点がひとつ出てきた。
私は紅茶が好きで1日に3,4杯は飲んでいる。
しかし紅茶に含まれるタンニンが鉄分の吸収を妨げるそうだ。
紅茶があまり良くないのであればそれに代わるお茶はないかと探してみた。
水よりは温かい飲み物が飲みたい。

麦茶がカフェインもタンニンもなく一番良いようだが
イギリスでは簡単に手に入らない。
ハーブティーはどうかと検索していくうちにルイボス茶にたどり着いた。
ルイボス茶はカフェインなし、タンニンも微量だそうだ。
これなら手に入りやすいのでさっそく買ってみた。
ミネラルが豊富で抗酸化物質も多く含まれているそうだ。
鉄分を取ると便秘の副作用があるそうだが
私の場合は全く大丈夫。
腸内環境を整え,便秘改善への効果もあるそうでそのおかげなのか。
大便の臭いを和らげる効果もあるそうで
このお茶を飲み始めてからさらにお通じもよく
臭わなくなってきた気がする。

夫にもよさそうで勧めてみたが2口飲んでギブアップ。
夫の中では紅茶とコーヒーぐらいしか受け入れられず
ちょっと変わった味がするともうだめ。
身体に良いと勧めても夫には何の効果もない。

イギリスではレッドブッシュティーまたは
レッドティーと言う名で売られている。
南アフリカが原産国のお茶で「不老長寿の飲み物」の
飲み物として親しまれているそうだ。

ギネス スタウト

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貧血で鉄分不足にはギネスのスタウトが良いと夫やお客さんに言われて
試してみることにした。
夫が言うにはギネスのスタウトは鉄分、ミネラルや他の栄養分が豊富で
その昔は病院で栄養をつけるために妊婦さんに与えられたというのだ。

先週血液検査を受けにクリニックに行った時に看護婦さんに
栄養をつけるのにギネスを飲んでいると言うと
昔、看護婦さんになった頃は病院でギネスを患者さんに出していたそうだ。
「その頃は眠り薬なんて出さないで寝る前には
患者さんにウイスキーやブランデーも出してたのよ」と教えてくれた。

本当にギネスが効くのははわからないが
普通のビールと違って飲むとお腹がいっぱいになる。

Chirstening 洗礼式

日曜日は夫の友達の子供の洗礼式だった。
イギリスでは日本のように百日ときっかり日にちは決められていないが
子供が生まれたら洗礼を受けさせる行事がある。
その日は教会に親戚や友人が集まってお祝いをする。
この日は3人の洗礼だった。
夫の友達の子は6ヶ月。それから2歳近い女の子と4ヶ月の女の子。

イギリスのフラワーアレンジメントの起源は教会に飾られるお花だったので
それを楽しみにしていったのだがこの日行った教会は
経費節約なのか全てが造花でちょっとがっかり。
後日職場でその話をするとイギリス人の同僚も
教会の花が造花だったと聞いてびっくりしていた。

式が終わるとすぐに近くのパブに移動。
両親が借り切った会場で宴会のようなものをする。

6ヶ月のジャックと55歳の夫。
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ジャックはご機嫌で声を出して笑っていた。
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夫は昔赤ちゃんだった姪っ子たちの面倒を見ていた頃があるそうで
私よりずっと赤ちゃんを抱いたりあやしたりするのが得意。
私はと言うと赤ちゃんは抱くより見ているほうがいい。

オリンピックの名残

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先週のこと安売りショップへ行ったら
オリンピックロゴのマグカップがたったの29ペンスだった。
日本円にしたら50円でお釣りが来る。
さっそくペアーで買った。
夫とオリンピックの記念にもなるよねと言いながら。

もう冬かな・・・

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9月は少しは暖かい日が来るかと期待したが来なかった。
10月になったらもう冬が来たかのよう。
職場の駐車場でふと気がつくと木の葉が色を変えていたり
風に舞っていたり。
気温は低いけど久しぶりの青空にミニクーパーの赤と
紅葉が映えている。

おばあちゃんと孫

タイトルのおばあちゃんと孫はお花屋さんに寄ってくれた別々のお客様。

最初のおばあちゃんは孫娘のためにお花を買ってくれた。
孫のためにこの花を買うの。
孫の母親はお花が嫌いだけど孫は好きなのよ。
だから私が甘やかしてやるの。
お花はピンクじゃなきゃだめなの。女の子だからと言って
花びらが白で縁がきれいなピンクのシングルカーネーション。

同じ日にお母さんと一緒に来た3,4歳の女の子。
おばあちゃんの家に行くのでお花を買いにきた。
お母さんが花を決めて会計していると
その子がピンクのミニシクラメンを抱えて来た。
「これをおばあちゃんに」。
お母さんにシクラメンを買ってもらって嬉しそうに抱える。

まったく関係のないお客様だったけど
花を贈られたお孫さんやおばあちゃんは
きっと笑顔になるだろうな。

ロベリア

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今年は春先に調子が悪かったのと忙しかったので
何も植えなかった。
横着をして枯れたロベリアを抜いてそのままにしていた鉢から
気がつくとロベリアが咲いていた。
去年の種が土に落ちていたのか。
こういう姿を見ると草花の力強さを感じる。

イギリスだな

人生初めての入院でイギリスだなと思ったこと。
それは紅茶。

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とにかく朝目覚めてからすぐ朝の飲み物。
コーヒーもあるが皆さん圧倒的に紅茶。
一人ひとりの好みに合わせてくれる。
食事前にはまず紅茶などの飲み物が運ばれてくる。
夜9時過ぎには寝る前の温かい飲み物。
やはり紅茶。
他にはホットチョコレートやHorlicksと呼ばれる麦芽飲料。
カフェインを取りたくなかったのでHorlicksをお願いした。
ホットチョコほど甘くなくこれもまた美味しかった。

痛い話

昨日仕事中に顔なじみのお客様がやってきた。
70代は超え80代に入られているかもしれない。
お元気でしたかと声をかけると
「まあまあね。ちょっとしたことがあったけど」とおっしゃる。
よく見ると眉間の間からおでこにかけて3センチほどの傷。
それも糸がついている。
「実はね家で転んだのよ。悪いことに手にナイフを握ったまま」
思わずOh、my Godと言ってしまった。
背筋が寒くなる感じがした。
「この年になると不便で車の運転をやめてから
用事があると人に頼まなければいけない。
仕方ないから息子にちょっと病院まで送ってくれと頼んだのよ」
息子さんはびっくりされたでしょうと聞くと
「まあね。二針縫ってお医者さんに本当にあなたは
運がよかったと言われたわ」と淡々とされていた。
私も本当に運がよかったとしか言えなかった。
くれぐれも気をつけてくださいねと彼女を見送ったが
考えるだけでも怖くなった。

Derbyへ

病院へ強制入院になった前日私は職場のスーパーバイザー、デイブと
Derbyへ花屋に関する研修を受けに行っていた。
私の住んでいる町からDerbyは片道約120キロにある町で
そこに花の配送センターがある。
9月下旬にそこで各支店の花屋のスーパーバイザーに向けた
研修があるが一支店分の空きがあるので条件が合えば
私に参加しないかと声がかかった。
私にとっては願ってもない機会だったので
行かせていただけるのなら是非と答えていた。
休暇中の一日を返上して行くのだがそれは構わなかった。
夫に言うとそれは滅多にない機会だから行っておいでと言われた。

Derbyで研修が始まるのは朝の7時からなので
朝5時には出発しなければいけない。
デイブは免許を持っていないので運転は私。
私にとっては初めてのM6(高速)で遠出。
7時をちょっと過ぎてFlower World着いた。
着いて男性に案内をしてもらうが他の支店から
来ている筈の人たちがどこにもいない。
デイブが研修を受けに来たと言うと
「あ、それは配送センターの方ですね」と言われた。
違う場所に来てしまった。
その男性が配送センターの道順を教えてくれて
何とか30分後にたどり着くことができた。

1時間ほど送れてしまったが配送センター内の案内が
始まったばかりで大事な部分は見逃していなかったのでよかった。
研修を受けるのは私を含め8人。
うち2人は前日から来て地元のホテルに泊まったそうだ。

作業服と黄色の安全ベストに着替え皆と合流。
まずは冷蔵庫の見学。
ここにはセンターに運ばれた花が保管され
温度は2度から5度の間に保たれる。

次に花のコンディションをチェックし、
長いままの花の茎を適度の長さに切り落としていく。
それから花束作りの場所へ。
バラ単独、カーネーション単独と花別の花束。

私たちの実習はベルトコンベアーに乗ってくる
セット花束にそれぞれの花を足していく。
一列になってそれぞれの花の前に並ぶ。
私の隣はスロバキア人の女性で彼女が白いゆりを加える。
私はピンクバージョンの花束にピンクのゆりを加えていく。
左手にゆりを数十本かかえ、右手で一茎ずつ加える。
ベルトコンベアーが停まるまでは手を止めることはできない。
この作業に10分ほど参加させてもらった。

次は大きなセット花束作る場所。
売り場では早くても7分から10分はかかる作業。
ここでは3分以内で作ると言われてびっくり。
ここも実習させてもらう。
ロ形のテーブルにそれぞれの花が束ねる順に並べられている。
そこに7、8人のスタッフがテーブルの周りを
花を取りながら回って最後には花束が出来上がって
ゴムで束ねてラッピングをかける人に渡す。
その人は大きなカッターで茎を切りラッピングをする。
一連の動きを見ているとスタッフの一人が
手招きで輪の中に私を入れてくれた。
彼女がこれ2本、回して次2本と手本を見せてくれた。
その通りにして花束出来上がり。
こんな風に花束が作られているとは知らなかった。

ほとんどのスタッフは東ヨーロッパ人が多く
デイブがいたテーブルは英語を話せる人がいなく
会話は身振り手振りと単語だったそうだ。

その後は昼食をはさみながら個人実習。
トレーナーが新鮮な花を台車に乗せてきた。
どの花も私たちのために用意されたもので
売り場でも見ることのできないいい花ばかりだった。
二人一組になって課題の花束を仕上げていく。
デイブは男性が好きなので若い男の子とペアーを組んでいた。

とてもいい経験をさせてもらった。
本当はスーパーバイザー用の研修なので
それに参加させてもらえたのは私にとってはご褒美だった。

実習で使った花束はいただけたので
家に帰ってきてから作り直した。
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濃い紫のカーネーションとガーベラが気に入らなかったので
活けなおし。
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花を扱うので配送センター内の温度は低く保たれていた。
着込んで実習をしていた私たちは寒かった。
こんな環境の中で働く人たちは英語もわからない人が多く
賃金は法律で決められている最低ぎりぎり。
これでスーパーは安い花を提供できるのだ。
毎日届けられる花束。
こんな風に作られているとわかると見方も変わる。