続イギリスで始めたこと

2001年からイギリスに住んでいます。 人生何があるかわかりません。思いもしなかった異国暮らし。 日々の生活の中で思うこと、発見したこと、出来事などを書いています。

2012年05月 の記事一覧

Long Lost Family

Long lost familyは最近私が欠かさず見ている番組だ。
さまざまな理由で生き別れとなった家族との再会を実現する。
家族を探しているほとんどの人がある程度までは行方を捜せても
必ず壁にぶつかって探し出すことができない。
それをこの番組が手助けをして探し出し
再会の場を設ける。
いつも興味深く見ている。
そして涙なしでは見られない。
夫もまたあの番組かと言いながら結局は私よりも泣いている。

イギリスでは家族と生き別れになっている人が
日本に比べるとかなりいる。
夫も「48年ぶり」に書いたように2歳から父親と会っていなかった。

番組の中で多いのは事情があって生んだばかりの赤ちゃんを
養子に出した母親。
またその反対に養子に出された子供が母親を。

印象深かったエピソードをひとつ。
養子として育った60歳を超えた女性が自分には10歳ほど年上の姉がいると聞いて
その姉を探し出してもらうものだった。
お姉さんが見つかり番組のレポーターがまずその姉を訪ね
妹さんが探している会う気はあるかと尋ねて再会が実現する。
そのお姉さんは祖母に育てられていた。
生みの母親が彼女を置いて家を出たときはまだ4,5歳で
その時に母のお腹には赤ちゃんがいた。
ということは探していた妹さんと探し出されたお姉さんの間に
もう一人兄弟か姉妹がいることになる。
この番組は結局真ん中のお姉さんも見つけだし
三姉妹の再会が果たされた。
一番上と末っ子の方は自分には生き別れの姉、妹が一人いると思っていた。
真ん中の方は養子に出されて身内はまったくいないと思っていた。
それが突然三人姉妹。
再会のその日三人姉妹はとても幸せそうで
その後も何度も会って姉妹の絆を深めているそうだ。
この母親は結局3人の娘を産んでいるが
長女は自分の母親に渡し、次女、三女はそれぞれ養子に出している。

私はただの興味本位でこの番組を見ているのだろう。
しかし夫は複雑な心境で見ているのかもしれないなと思ってしまう。


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習うより慣れよ

5月はじめにお花屋さんが開店してから相変わらず忙しく
お客さんにも好評だ。
お花のラッピングサービスも浸透してきたのか
頼まれる機会も多くなってきた。
しかし毎回ドキドキなのだ。
ペーパーの色やリボンの色を決めてもらって
買い物あとに取りに来るというのが一番気楽だ。
そばで見られていて時間に限りがあるのがプレッシャーになる。
でもこれも数をこなして慣れていかなければいけない。

金曜日には6個のブーケを頼まれた。
昨日の土曜日は9個だった。
昨日は10時に仕事を始めた途端に来たお客が
セット花の花束を買いに来た。
ところがその花束は朝10時の段階で売り切れ。
お客さんは6個必要でその夜のパーティーに使う予定で
それしか考えずに買い物に来た。
どうしよう、やっぱり昨日のうちに買っておけばよかったと
途方に暮れるお客さんにひとサイズ小さなセット花2つを
ひとつにして花束にしたらどうかと提案してみた。
思案しあぐねていたのでとりあえず一つ作ってみるので
それを見てから決めたらいいと一つ作って見せると気に入ってもらえた。
30分であと5花束作ってほしいと頼まれやると言ったものの
他にもお客が押し寄せて大変なことになってきた。
支店長に応援を頼んで一心にブーケを作っていく。
途中で同僚が休憩から戻ってきたのでラッピングだけ頼んだ。
約束の30分を越えるころにはお客さんが戻ってきて
私の手元を見ていた。
お客さんは花束をとても喜んでくれて
最後の花束ができたときにはお客さんが私をハグして
キスまでしてくれた。
(お客さんは年配の女性)

この6個のブーケ作りをし終わった後なんだか自分の中で
吹っ切れたような度胸がついたような気がした。
英語の諺にpractice makes perfectというのがある。
「習うより慣れよ」
やはり場数をこなすしかないと実感。

干しズッキーニ

日曜日あたりからとってもいい天気。
ようやく夏がやってきたのか。
長続きは期待できないが今週いっぱいは天気がいいようだ。

私はやはり疲れがたまってきたのか風邪をひいたようだ。
のどが痛いと思ったら咳が出てきた。

夫は私の休みの日を待ちわびてようやく今日釣りに行けた。
この陽気だったらこんがり焼けているかな。

私は最近干し野菜に興味があったのだが
イギリスの雨ばかりのこの4月5月は無理かなと思っていたら
突然の好天気。
この貴重な日光を無駄にするわけにはいかなと
昨日から使いかけのズッキーニの残りを干してみた。


この日差しのおかげで2日目でこんなに干されてしまった。
半分以下になっている。
100円均一で買ったざると洗濯ネットを使って
虫をよけながらうまくいった。
IMGP2885.jpg

次はにんじんを干してみようかな。

もしかして日本語人気?

お花屋さんに変わってから2週間以上経った。
お客さんに好評で売り上げもいい。
レジがあるため売り場に常駐しているので
ずいぶん顔を覚えられているみたいだ。

先日お花を買ったお客さんが支払いのときに
私の顔を見ながら「Are you 日本人?」と訊かれた。
日本人だけが日本語だったのでびっくりした。
日本語を話せるんですか?と訊くと少しだけと言っていた。
代官山と伊豆に少し住んでいたことがあるそうで
私の名前と雰囲気ですぐ日本人だとわかったそうだ。
そのあと「何でこんな所にいるの?日本人がこの町にいるなんて
珍しい」と続けた。
私がもうこのスーパーには7年勤めていて
売り場に移ってからは3年半になると言うと
何で今まで気づかなかったのだろうと不思議がられた。
これからはお花屋さんにいますからまた来てくださいと言うと
是非と言って帰られた。
その他にもお花を売ったあとお礼を言うと
日本語で「ありがとう」と言ってくれたお客さんも何人かいた。
大体アジア人を見ると中国人だと思われることが多いのだが
日本に興味があったり日本語を勉強している人には
私が日本人であることがわかるようだ。

一昨年から働き始めたディーンと先週の休憩の時一緒になった。
そこでディーンが日本語を勉強しているのを知った。
自分の名前をカタカナで書いて見せてくれた。
日本に行きたくて今日本語を勉強しているそうだ。
旅行資金として4000ポンドためたそうで
もう少し働いて出発を実行に移すそうだ。
私が知らなかっただけで結構日本の人気があるようだ。

話は変わってお花屋さんを開店するにあたって
本社からトレーナーが指導しに来てくれた。
リバプール出身のパメラ。
お花屋さんとガーデンセンターに関する基本知識を教えてくれて
お花屋さんに関しては花束の作り方、ラッピングの仕方を教えてくれた。
とてもいい人でデイブも私もすっかり頼りにしていたが
研修も先週で終わりパメラは自分のお店に戻っていった。
学ぶことが多くて素敵な人だったので寂しくなる。

痛い出費は続く

我が家は賃貸だがどこもかしこも古くて不都合だらけ。
ここ数ヶ月前から台所の水の出が悪くなっていた。
昨日は滴る程度しか出てこない。
断水の連絡は来ていないし、お湯のほうは勢いよく出てくる。
夫が水道会社のホームページで調べると
水の出が悪い場合配管に空気がたまっていたり
何かが詰まっていることがあるので元栓を何度か
閉めたり開けたりするといいとあったのでやってみた。
するとわずかではあるが少し水が出てくるようになった。
それから少したって夫が私にカーペットに水をこぼしたかと聞いた。
水道管の元栓の近くのカーペットがジワーっと濡れていた。
元栓は洗濯機の後ろにあるのでずらしてみると
元栓から水漏れが・・・
どうすることもできないのでプラマー(水道屋)に電話をした。
電話で事情を話すと受付の女性は料金の説明をはじめた。
最初の1時間は89ポンドプラス税金。
その他部品取替えは別金になると。

待つこと1時間、やってきたプラマーは元栓が緩んでいると言って
専用のナット締めで締めた。
この時間わずか数分。
これで114ポンド払う羽目に・・・ハーーーため息。
イギリスで何かの修理を頼むと作業費が1時間刻みで取られる。
中には悪徳な奴がいて時間を稼いで高額を要求したりする。
こんな時日本のサービスの素晴らしさが思い起こされる。

結局夫はプラマーに長居されたり部品取替えでこれ以上
お金がかかるのを嫌がったのか早々にプラマーにお帰りいただいた。
水の蛇口は中のパッキンか部品を取り替えたほうがいいようで
夫はそれば自分でできるからと言った。
その後蛇口を分解しようとしたらねじがしっかり錆付いて
まったく動かない。
さてさてどうしたものか・・・
夫の大工能力はあまり期待できない。

話を変えて我がスーパーの野菜を使って

オクラと豆腐をめんつゆとゴマと鰹節で和えた物。
それからゴーヤの佃煮。
後味に独特の苦味があって美味しい。

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安売りになっていたゴールデンえのきを使ってなめ茸を作る。
同量の醤油とみりんで3分でできた。
これも美味しい。


うれしい品揃い



勤めているスーパーはお花屋さんだけではなくいろいろと変わり
私を喜ばせているのは野菜売り場の品揃え。
今まで取り扱っていなかった野菜や果物を多く揃えるようになった。
大根、にら、レンコン、ごぼう、オクラ、サトイモなど。
一番最初に買った野菜はこれ

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大好きなゴーヤでさっそくゴーヤチャンプルを

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ちょっと炒め時間が短くてゴーヤが硬かったが
久しぶりのあの苦味に感激。
私しか食べないので半分は佃煮用に残した。

マッシュルームを買おうときのこ類を置いている場所に行って
嬉しさのあまり声を出しそうになってしまった。
今までなかったシメジ、白シメジ、えのき、茶色いえのき、エリンギ。
どれを買っていいものか迷ってしまったがまずは大好きなシメジ。
どの野菜も買いたい衝動に駆られるが夫が食べない物もあるので
自制しながら買わなければ。
この品揃えがどのくらい続くのかわからないが
できれば長く続けてほしい。

結婚記念日



新しいお花屋さん。
一番高いお花は前面に配置。
200円,300円で買えるお花は内側にある。
買い物を始めるお客さんにも買い物を終えたお客さんにも
目に付くところにある。
リニューアルオープンの最初の4日間でお花屋さんは8300ポンドを売り上げた。
日本円にすると100万円くらいかな。
私がボーナスをもらえるわけではないが少しは労ってほしいものだ。

今日は10回目の結婚記念日。
私の仕事がお休みだったのでいつものカフェに行き
カプチーノとティーケーキを頂いてきた。
夕食は中華の出前を取る予定。
夫は10年かと感慨深そうにしているかと思ったら
「10年前に君が僕に毒を盛ったとしても
10年経ったからちょうど刑務所から出所できる頃だ」と
わけのわからないたとえ話をしていた。
理解不可能。

ハンドタイブーケ第一号

先週の木曜日からお花売り場がフラワーショップに変わった。
今までは出来上がったいろんな種類の花束を陳列しているだけだったが
フラワーショップでは別金2ポンドでお客さんが選んだブーケで
ひとつのブーケを作り好きなラッピングペーパーを選んでもらって
ブーケを作りリボンやカードもつけられるサービスを始めた。
フラワーアレンジメントを勉強したとはいえ
実際にお客さんの目の前でブーケを作るのは緊張する。

そして今日はじめてお客さんの依頼を受けて
ハンドタイブーケを作ることになった。
お客さんは7,8歳の男の子を連れたお母さん。
ベルベットのような真っ赤なバラとオリエンタルリリーを選んだ。
お子さんがいいと言うワインカラーのラッピングペーパーと
リボンにした。
買い物をしてから戻ってくるとのことでちょっとホッとした。
さてブーケを作ろうとするとあとからあとからお客さんがやってきた。
私一人しかいなかったのだがその場に居合わせた
人事課の部長が他のお客さんをさばいてくれた。
部長にこれがはじめて作るブーケだと言うと
がんばってとそばに居てくれた。

戻ってきたお客さんにどうでしょうかとできたブーケを見せると
満足してくれた。
特に男の子にブーケを見せると目を輝かせて喜んでくれた。
ほっと一息。

すると人事課の部長が後から来たお客さんに
ブーケの宣伝をしてブーケの注文を受けていた。
今度はお客さんの見ている目の前で作る。
部長はお客さんに「Kemmiはちゃんとフローリストの資格を持っているんですよ」
とさらに宣伝してくれた。

まだまだ緊張するだろうが一つ目のハードルを
飛び越えたような感じだ。

新しい制服

IMGP2871.jpg

木曜日から勤め先のスーパーが大々的にリニューアル。
お花売り場がお花屋さんに変わった。
他の売り場もいろいろと変わり制服も変わった。
日曜日に渡された新しい制服のエプロンの色を見てえーーっと思った。
イエローグリーン、若草色というのだろうか。
この色はもっとも私の肌の色に合わない色なのだ。
昔、友達がこのイエローグリーンのセーターを着ていたのを見て
素敵だなと思った。
その後似た色のサマーセーターをカタログ雑誌で見つけて注文した。
届くのを楽しみにしていた。
届いて早速試着してみると驚いてしまった。
とても肌の色が悪く見えて具合が悪そうなのだ。
他の色を合わせた時にはそんな風に見えたことはなかった。
一度だけ袖を通したがその後一度も着ることがなかった。
それ以来この色は私の禁色となった。
まさかこの色の制服を着ることになるとは・・・
この色はスーパーのスタッフにも評判が悪い。
ケーキ屋さんはとてもきれいなピンクであの色がよかったな。

昨日は新装開店第一日目。
仕事の打ち合わせも何もなしでいきなり仕事。
ボスのデイブはストレスで吹き出物が顔にでき
かなり疲れた様子だった。
やっと届いた持ち出し厳禁のお花屋さんのマニュアルを
仕事中に読みながら何とか昨日の仕事を終えた。
まだバタバタした日が続きそうだ。

「やった」と「やられた」

Image0203.jpg

変わりやすい天気が続いている。
日曜日は6度前後で強風と雨で冬の嵐のようだった。
翌月曜日は20度近くまで気温が上がり
午後からは夏を思わせるような好天気。
昨日はまた強風と雨。

今日は朝から穏やかないい天気に恵まれた。
午前中に歯医者で先週取れた歯の詰め物を治してもらった。
これもどのくらいもつかわからないが・・・

歯医者の後は夫を釣りに連れて行った。
私の休みの日に天気に恵まれるのは滅多にないので
夫は今日行きたかったようだ。
夫を釣堀に置いて家に戻り出かける前に
洗濯機に入れておいたシーツ類を外に干していると
私の携帯が鳴った。
夫からでいつも使っている釣竿を間違って踏んづけて
折ってしまったと泣きそうな声だった。
他の釣竿は使えないのと聞くと使えると言うので
じゃ気分を変えて他の釣竿で今日の釣りを楽しみなさいと言って
電話を切った。
しかしかなりショックだったようで2時間もしないうちに
夫から迎えに来てほしいと電話が来た。
これが夫の「やった」話。

次は私の「やられた」話。
夫を迎えにいって戻ってきてから
好天気でカラッと乾いたシーツ類を取り込もうと
洗濯物の反対側に回りこむとシーツに変な染み。
よく見ると鳥の糞。
洗い立てのきれいなシーツのど真ん中に。
また洗いなおす羽目になった。
やられた・・・


レジのトレーニング

今週の木曜日に勤めているスーパーが内容を大きく変えて新装開店をする。
改装工事は閉店時間の夜中に行われて毎日何かが変わっている。
新しいスタイルに変わるのでそのためのトレーニングも必要で
従業員が交代で他のお店に研修を受けに行っている。
どの売り場も人手不足、バタバタしていて落ち着かない。
この状態が1ヶ月以上も続いている。
一番大きく変わるのが私のいるお花売り場なのだ。
今までは青果部の一部だった。
出来上がったいろんな花束と観葉植物や花の苗などを陳列していた。
木曜日からは独立したお花屋さんとなる。
今までなかったラッピングサービスが始まる。
他にも好きな花束を選んで組み合わせてひとつの花束にすることもできる。
フラワーアレンジメントを3年勉強した私には理想的な部署になる。
お花屋さんになるのでレジも専用の物ができる。
私は今までレジとは関係ない仕事だったので
レジ打ちの訓練は受けていなかった。
しかしお花屋さんになると私もレジを打たなければならない。
ずいぶん前からわかっていたことなのに私のレジ研修はなかなか実現しなかった。
秒読み状態になってようやく突然昨日の日曜日に研修をしたいと言われた。

日曜日は休みだったのにそれを返上して昨日研修を受けてきた。
研修は5時間で早口の研修担当係りの説明を聞きながら
最後の1時間は実際にお客を相手にレジ打ちまでした。
昨日は久々に新しいことを覚えたので
頭が疲れてしまった。
合格というお墨付きを頂き、今日からレジを使えるようになった。
こちらのレジには椅子があって皆座ったままレジをする。
ベルトコンベアーにお客が品物を置いて流れてきたものを
スキャンする形だ。
イギリスはどのスーパーに行ってもレジ係は椅子に座っていて
それを見るのに慣れていると日本に帰った時に
日本のレジの人は立ちっぱなしで大変だなと思ってしまう。

いよいよ木曜日が新装開店の日。
たぶんバタバタ状態がしばらく続きそうだが
ボス、デイブとうまくやっていけるかな。