続イギリスで始めたこと

2001年からイギリスに住んでいます。 人生何があるかわかりません。思いもしなかった異国暮らし。 日々の生活の中で思うこと、発見したこと、出来事などを書いています。

仕事関係

カテゴリ:仕事関係 の記事一覧

人違い

昨日ガーデンセンターに来たフレンドリーなおじさん。
藤の苗はあるかと尋ねられ探していると
「この前あんたに怒鳴られたよね。」と言う。
私がお客さんに怒鳴る?
そもそも普段でも声を荒げることのない私。
私の頭の中はクエッションマークでいっぱい。

でもすぐにこのお客さんが勘違いしているのがわかった。
「それは私じゃないです。アリソンと言う中華系のスタッフと
私を間違っていませんか」と尋ねると
「え、他にもアジア系のスタッフがいるの?」
私の顔をよく見てどうやら違いがわかったようだ。

アジア系の社員は私を含め3人。
内一人は男性。
お客さんの中には私とアリソンを同一人物だと思っている人が多い。
アリソンはまだ30代後半。
ショートヘアーだけど私のような白髪はない。
それでも私達の見分けがつかない人が多いようだ。

アリソンとは仲が良く好きだけど
一つ困った事はアリソンは相手が誰だろうと
思ったことをズケズケ言うところ。
今までも結構彼女の口が災いしている。
数年前他の部署のスタッフにアリソンが下品な言葉を使い
それを私と勘違いした人が私のボスに苦情を言ってきた。
私のボスはKemmiがそんなことを言うわけがないと
相手の言葉を鵜呑みにせず色々と調べたら
それは私ではなくアリソンだった事が判明。

まだまだ私達を同じだと思っている人がいると再確認。
アリソンよ、くれぐれも私をトラブルに巻き込まないでね。

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スーが復帰

去年の12月初めに自転車で転んで大腿骨を骨折した同僚のスー。
何度かお見舞いに行っていたがここ2ヶ月ほど連絡を取っていなかった。
もう職場には戻ってこないかもしれないとも思っていた。
そのスーが昨日突然職場に現れた。
朝食の休憩を終えて社員食堂から出てきたところで
私服のスーにばったり会った。
一瞬状況が飲み込めずにいたがすぐにスーとわかった。
久しぶりとハグして再会を喜び合った。
来週から仕事復帰することになったと教えてくれた。
今まではフルタイムだけど勤務時間を減らして
週4日勤務にして欲しいと頼むそうだ。
見舞いでスーに会ったときはまだ松葉杖を突いていたが
昨日のスーは骨折がわからないくらい普通に歩いていた。

気の許せる仲間が職場に戻ってくるのは嬉しい。

母の日終わる

イギリスの母の日は26日の日曜日だった。
今年もまたこの時期。
母の日は毎年日にちが違う。
去年は6日で私が日本から戻った2日後だった。
まだ休暇中の予定だったけどお花屋さんが大忙しで
一日早く仕事復帰した。
去年までは花束作りを3人体制でやっていたが
デイブは他の部署に変わり、サムはまだ足の骨折が癒えず
立ち仕事は無理なので私一人となってしまった。
同じ部署にいるティファニーが手伝ってくれたが
彼女はまだそれほど花束を作れない。
土日は一日中立ちっぱなしで花束作り。

今年は花束取り違い事件が発生。
一番混んでいたときは6人分の花束を作っていた。
その場で待っている人もいれば花束を注文して
それから買い物をするお客さんも多い。
忙しいピークを過ぎて一つの花束だけ引き取り手が来ない。
やっといらしたと思ったらそのお客さんの物ではないという。
どうやら他のお客さんが間違えて持っていったようだ。
急いでそのお客さんのを仕上げラッピング料は頂かなかった。
幸い引き取り手の無かった花束も他のお客さんの目に留まって売れた。

何とか今年も母の日を終えた。
その日はさすがに疲れたようで夕食後椅子に座ったまま
2時間ほど寝てしまった。
日曜日は夏時間が始まり一時間早く起きなければいけなかったので
余計眠たかったのかも。

レジの利点

職場の慢性的な人手不足で私の勤務時間の半分くらいは
レジのヘルプになる。
自分の本来の仕事もあるのでストレスの種にはなるのだが
利点もある。

レジでスキャンしてセール品だとわかること。
そうだ、これきれていたから買わなきゃと思い出させること。
興味がある商品でまだ買ったことが無く
お客さんに美味しいのかいい物が聞いたりできること。

昨日はアジア系の若いカップルがやってきて
冷凍のベジタリアン餃子を買っていた。
マンチェスターの中華街では買ったことがあるが
まさか自分の働くスーパーでも買えるとは。
これここで売ってるのと若いカップルの尋ねると
そうだよ、他にもあるよと教えてくれた。

自分でスーパーを回ると自分の知っているところしか見ない。
レジでは他の方の買い物籠の中身を見ることになる。
これが結構いい情報が満載だった。

バレンタイン2017

今年のバレンタインは終わった。
去年は帰国中でいなかった私。
今年は今まで仲間で働いていたデイブは違う部署。
サムは足骨折でまだ仕事に復帰していない。
結局私一人と新しいマネージャーのダニー。

一昨年前と比べると花束のサービスを頼む人は少なくなった。
それは私達がほとんどお花屋さんにおらず
レジの手助けをしていることが多くなったので
ラッピングサービスは終わったと思っているお客が増えたせいもある。

それでもバレンタイン前日、当日は時間帯によっては
ラッピングを待つ人だかりができた。

今回は大量のバラを花束にと希望するお客さんが二人。
それも続けていた。
最初は赤、白、黄色、ピンクのバラを一つに花束に。
とても一束にはまとめられないので3つの束を作り
それを合わせて一つにまとめた。
その直後のお客さんが真紅のバラ90本を使った花束。
これは今までで一番大きな花束だった。
色とりどりのバラも綺麗だったが
真紅のバラだけの大きな花束は凄みがあった。

翌日私の手を見てみると小さな傷だらけ
バラの棘だ。
何とかこの日を乗り越えホット一息。
次は母の日だ。

愛くるしい

昨日レジで仕事をしていると3,4歳くらいの男の子が話しかけてきた。
私はまだ前のお客さんの決済中だったので
ちょっと待ってねと男の子に声をかけた。
前のお客さんが終わり男の子にどうしたのと聞くと
なにやら満面の笑顔で話してくれるがよくわからない。
後ろで男の子のお母さんが笑いながら話してくれた。
男の子は誰かに店の中の至るとことにあるカメラ(CCTV)は
男の子がいい子にしているか見ているんだよと言われ
「僕、ずっと良い子でいたんだよ」と私に言っていたのだった。
それは偉かったね。
じゃ僕頑張ったよってカメラに向かって手を振ってみたらと言うと
すごく可愛らしい笑顔で手を振った。
お母さんのお買い物が終わってレジを去るときも
こちらがとろけてしまいそうな笑顔でバイバイと手を振ってくれた。
私と次のお客さんはその笑顔にノックアウト。
なんて可愛い子なんでしょとお客さんも私も笑顔になった。

男の子の屈託ない笑顔にこんなにも幸福感を得られるものかと
今日一日分の疲れを忘れさせる出来事だった。

点と点が繋がった

ここ2年ほど前からお店に来る初老の男性のお話。
お花屋さんでお花を買った後に
「ありがとう、〇〇〇」と私の名前を完璧に言った。
面識がなかったので驚いてしまった。
初対面で私の名前をスラスラと言える人はあまりいない。
私はこの人とどこかであったことがあるだろうか。
それからも何度か気軽に挨拶してくださった。

先日この方が私のレジに来た。
そして「ヘザーをありがとう。昨日やっと植えることができたよ」と仰った。
ここでようやくこの方が誰かわかったのだ。

もう8年位前お花売り場にいらしていたメアリーさん。
初めて接客したときにかなり多くのハンギングバスケットを買われたので
彼女の車までお運びした。
それからメアリーさんが来店のときは必ず私のところにいらしてくれて
毎週のようにお花選びをお手伝いしたり、欲しい植物があると
取り置きしていた。
いつも近くに住む息子夫婦にも同じお花を買われていた。
その頃でもう70歳は軽く越えられていた。
足がお悪く杖をついていらしたがご自分で運転して買い物にいらした。
秋になるといつもいろんな色に染められたヘザーを
30株ほど注文してくださった。
そのヘザーは毎年お墓の周りに植えるのだと仰っていた。

数年前にメアリーさんは亡くなられた。
今年お嫁さんがヘザーを注文に来られた。
私はいなかったのだが同僚が注文を受けたので
その方の名前は〇〇?と同僚に聞くと何でわかるの?とびっくりしていた。
お嫁さんの名前もメアリーさんから良く聞かされていたので覚えていた。

その初老の男性はメアリーさんの息子さんだった。
ここ数年の疑問がようやく解けた。
私は面識がなかったが彼はメアリーさんから私のことを聞いていて
知っていたのだ。
メアリーさんが亡くなってもう何年経ちましたかと尋ねると
3年だよと仰った。

ようやく点と点が繋がった感じがした。

スー、骨折

職場で仲の良いスーとは勤務があう日の休憩は
一緒に取るようにしている。
2週間前ほど仕事に行って朝食の休憩にスーを待ったが現れなかった。
有休を取るって言っていたかしらと不思議に思いながら
翌日もスーには会えずお休みなの?メールを送ったそのすぐ後に
その週の初め、私が休みだった日に仕事を終えて自転車で家路に向かったスーが
自宅近くで転び大腿骨を骨折して救急車で病院に運ばれ手術を受けたと
職場のクリスが教えてくれた。
スーはずっと自転車で通っていた。
私が自転車に乗っていた頃は帰る時間が同じだったら
良く一緒に途中まで帰った。

その前の週もスーに天気が悪くなってきたから気をつけてねと言うと
雪が降っても大丈夫だけど落ち葉が嫌なのと言っていた。
以前濡れ落ち葉で滑って足を何針か縫ったことがあると
話してくれたばかりだった。

先週まだ病院にいると聞いて尋ねたら30分前に退院したばかりだった。
それでも何とか自宅に会いに行くことができた。
スーは一人暮らしだが近所に妹さん家族や親戚がいて
世話をしてくれているので大丈夫とのこと。
まだまだ右足は腫れていて血栓を防ぐために毎日自分で
注射をしなければならないそうだ。
家の中は歩行器を使い、2階にトイレとお風呂、寝室があるので
松葉杖を使って2階へ上がるそうだ。
リハビリは来週から始まる。
思ったより元気そうで良かった。

年金がもらえるまであと6,7年。
それまでは働かなきゃと言っていた。
頑張り屋さんだからきっと戻ってくるだろう。

ジャッキー

ジャッキーはカスタマーサービスをやっている。
カスタマーサービスはお花屋さんのすぐそば。
ある日ジャッキーが紙の切れ端を鉢物や観葉植物が置いてある棚に持ってきた。
これいいかな?と持ってきた紙切れを見せてくれた。
何かと思ったらてんとう虫。
「殺しちゃうのは可愛そうでここならいいかなと思って。」
そう言っててんとう虫を葉の上に乗せた。
それを見て「ああ、ジャッキー好き」と即座に思ってしまった。

お葬式のお花

先週の土曜日から9連休をもらった。
里帰りの疲れを取る目的で11月に有休を取っておいた。
やはり疲れていたのか仕事の最終日はあくびが止まらなかった。
お休みの最初の2日間は何もせずにボーっとしていた。
休み前に私のエネルギーを使い果たしたのが
お葬式用のアレンジメント。

先週一日のお休み明けて仕事に出た日のこと。
お昼ちょっと前に中年のご姉弟がお花屋にやってきた。
あなたがKemmiさんだねと言われ
デイブからKemmiがお葬式のお花を作ってくれると言われてきたと言う。
その日デイブはおやすみ。
デイブからの伝言はない。
全く寝耳に水。
お葬式用のお花には1週間以上前に注文するものと
お店でできるお葬式用の花束がある。
しかしこのお客さんの欲しい物はフラワーアレンジメント。
原則としてはお店ではやらないものだ。
このお客さんはデイブがアレンジ用のオアシスや容器などを持参すれば
Kemmiがやると言ったと言う。
仕方ない、デイブが受けてしまったのならやるしかないと始めた。
最初そのお客さんは小さめの丸いアレンジと大き目の楕円型のアレンジを2つと言った。
アレンジは翌日受け取りに来ると。
お客さんと花選びをしていくうちにお客は予定を変え
その日のうちに受け取りたいと言い出した。
と言うことは私の勤務時間が決まっているので2時間しかない。
アレンジをやるのはけっこう大変で心構えもいる。
その日はそんな余裕もなく突然始めなければならなかった。
何とかやり終えたのは仕事が終わる10分前だった。
こちらが出来上がったメインのアレンジ。

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翌日仕事に出てきたデイブに詳細を聞くと
このお客さんは店に電話をしてきて最初は文字を花で飾れるかと聞いたそうだ。
それは別注文になり店ではできないと答えた。
次に店でアレンジはできるかと聞かれそれもできないと答えた。
店でできるのは花束だけだ。
デイブは休みなのでその日は接客することができないので
お花屋さんのスタッフに頼んで欲しいと言ったそうだ。

まんまと騙されてしまった。

実はこのお客さんは見覚えがあったのだ。
やはり前日にやってきて花束を作って欲しいと。
その日はその客の欲しい色の花がなく
翌日その客の欲しい色を取り置きしておいたがやってこなかった。
この人を接客しながらころころ気が変わる人だなと思っていたのを覚えている。
次回彼女を見たら要注意とデイブと意見が一致した。