続イギリスで始めたこと

2001年からイギリスに住んでいます。 人生何があるかわかりません。思いもしなかった異国暮らし。 日々の生活の中で思うこと、発見したこと、出来事などを書いています。

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胡蝶蘭が咲いた

今日は亡くなった妹の誕生日。
それに合わせたように胡蝶蘭の一つ目の花が咲いた。

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芽が出てきたのが9月初めで開花まで2か月以上もかかった。
とても嬉しい。

明日は夫の姉の誕生日。
一日違い。
昨日誕生日カードを持ってお姉さんを訪ねた。
一時間ほどお邪魔して帰るときに
夫がこれからお昼を食べにケンタッキー・フライド・チキンに行くと言ったら
ダイエットに悪いのでお姉さんが夫をたしなめるように
「○○○!」と夫の名前を呼び捨てにした。
亡くなった義母さんも夫をたしなめるときによく夫の名前を呼び捨てにした。
懐かしくなった。
そして姉と弟の関係がいいなと思った。

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ダイアン

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今日は月に一回夫が栄養士さんのダイアンに会う日だった。
ダイアンと会うようになってからかれこれ3,4年になる。
今日はダイアンに会う最後の日だった。
先月彼女を訪ねた時に言いにくそうに次回が最後になると言われた。
定年を迎えたのだった。
若く見えていたのでまさか60歳とは私も夫も思いもせず驚いた。

夫が膝を怪我してからかれこれ7年の歳月が過ぎた。
しかし夫の膝の治療は何も行われていない。
4,5年前に夫の主治医が変わり夫が人工膝の手術を受けるには
体重を落とさなければいけないと栄養士を紹介された。
最初の数か月は一月ごとに病院へ行くと毎回違う栄養士に会った。
ダイアンに会ったのはその数か月後だった。
毎回変わる栄養士に会うのに嫌気がさしていた夫は
経験のあるダイアンに診てもらいたいと思い継続して会えるように頼んでみた。
それからずっとダイアンに会っていた。
運動ができない夫は食べ物を制限するには限りがあると
ダイアンは薬を処方してもらいダイエットする方法を提案してくれた。
夫のクリニックに手紙を送ってくれて薬でのダイエットを始められた。
このダイエットで夫は40キロ近くの体重を落とすことができた。
身体が軽くなったおかげで腰の痛みが無くなった。
歩ける距離も伸びた。

膝の主治医とは6か月ごとに会うことになっていた。
しかし実際に病院へ行ってみると主治医ではなく研修医だったりと
この2年間膝の主治医には会えなかった。
膝の手術の話は全く聞こえてこない。
手術を受けるハードルが年々高くなっている。

ダイアンは夫の気持ちに寄り添い時には叱咤激励してくれた。
夫にとってはカウンセラーのような役割になっていたと思う。
私の前では口にしなかった不安や苛立ちをダイアンには話していた。
彼女に会えなくなるのはとても残念だが仕方がない。

今日が最後の面会になるので私はカードとお花を贈ろうかと話すと
ワインがいいじゃないかと夫が言った。
きっとワインが好きだと思うと。

一通り今日の診察が終わりに近づいたときに
夫が今までありがとうとお礼を言いながらワインとカードを渡すと
ダイアンの目は見る見るうちに赤くなり泣き出してしまった。
私も夫もびっくりしてしまった。
私が夫がワインがいいと言ったのと言うと
ワインは大好きよと涙を拭きながら嬉しそうに笑ってくれた。
最後にまた別れを言って私とダイアンはハグしたが
夫はハグせずに礼だけを言って別れを告げた。
多分照れ臭かったのだろう。

診察室を後にして夫が一言
もうダイアンに会えないんだなとつぶやいた。
私はダイアンのような人に出会えたことはよかったよねと答えた。

テレビの怪

先週くらいからテレビが電源が突然切れたと思ったらすぐに点きだした。
このテレビはまだ1年くらいなのだがイギリス製なので
寿命が来たのかとも思った。
夫と安かったから長持ちしないかなと話していた。

この現象が続いて数日たったらおかしなことに気づいた。
テレビが突然切れるときいつも同じCMの最中だということ。
このCM以外テレビの電源は落ちることがない。
クルーズのCMで海の素敵なシーンが始まると
まず最初に音声がなくなる。
そしていつも同じ場面でテレビの電源が落ちてまたすぐ入る。
とても不思議。
このCMの時だけなのだ。
呪われたCMだろうかと夫と話している。

名無しの権兵衛ちゃん

スーが子猫をもらったというので送りがてら見せてもらった。

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生後10週間の女の子。
名前はまだ決めていない。

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とにかく可愛いーーーー!

追記。
名無しの権兵衛ちゃんは姪っ子さんが命名して
ルビーちゃんになったそうです。
でもスーはいたずら盛りのこの子をモンスターと呼んでいます。

働き者

ハンギングバスケットの植え替えをした。
今度はシクラメン。
ここに毎日やってくる働き者。
せっせと蜂蜜を集めるミツバチさん。

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左手は前から欲しかったカンパニュラ。
一か月半ほど前に買った。
室内で売っていたせいで日光が足りなく花が開かないうちに枯れていた。
買ってから摘芯し新しい芽が出てきたらあっという間に大きくなって
ただいま満開。
それを見た夫がお義母さんのお墓にもカンパニュラが欲しいと言うので
同じものを買ってきた。
やはり日光が足りなくて可哀そうな状態だったのを植え替えし摘芯した。

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右手に写っているのが最初に買ってきたのと同じ状態。
もう少し大きくなったらお義母さんのところへ持っていこう。

どら焼き

今日はマンチェスターのチャイナタウンまで買い出しに行ってきた。
大体いつも2軒のスーパーマーケットに寄ってくる。
目と鼻の先のスーパーなのに値段が微妙に違う。
物によると一ポンドも違ったりするのでこの2軒で値段を考えながら買い物する。

2軒目に行くと愛想のない店主がいた。
若いので店主の息子かと思う。
もう15年くらい通っているので顔なじみというか
顔を覚えていてくれるようだ。
でも会話したのは数えるほど。

珍しく今日支払いの時にこの人がどら焼きが入ったよと教えてくれた。
私は甘いものが苦手なのでちょっと甘すぎてと言うと
納豆もあるよと勧めてくれた。
納豆はまだあるので今日はいいわと答えた後
納豆食べたことあると聞くとないけどしょっぱいのと聞いた。
とっても粘り気があるの。
多分あなたは食べられないと思うと言うと
夫が僕は食べたことあるよ。
でももう食べないと自慢気に言っていた。

チラッと見たどら焼きは4個くらいが真空パックになっていた。
4.99ポンドはちょっと高いと思った。

胡蝶蘭

バレンタインの翌日ミニ胡蝶蘭が半額になったので買った。
枝が2本あってずいぶん長い間花を楽しませてくれた。
花が終わったので短く切った。
以前あった物は次の花を咲かせるのに3年かかった。
昨年父が亡くなり2か月ほど日本にいた時期に
夫が水やりをしてくれたのだが水のやりすぎでご臨終。

先週胡蝶蘭に水をやっていたら何やら根元から出てきたものを発見。

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6か月もたたないうちにまた枝が伸びるとは。
一週間でぐんぐん伸びている。

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また花をつけてくれるのかな。
とても楽しみ。

ロングロストファミリー

テレビでLong Lost Familyのシリーズが始まった。
数少ない興味深いイギリスの番組だ。
今回のお話は生き別れた兄とまだ見ぬ父を探す2話だった。

兄を探していたのは三人兄弟の末っ子の男性。
母親が亡くなった6年後に叔父が母親の秘密を打ち明けた。
母親は結婚前に2人子供を産んでいてそれぞれ養子に出していた。
男性の兄と姉にあたる。
姉は母親が健在だったころに母親に会いたいと連絡を取ったが
母親からは会えないと手紙が来た。
姉は母とは会えなかった。
叔父から姉兄のことを知らされた男性はまず姉に連絡を取り会えた。
他の兄弟とも家族付き合いが始まっている。
しかし兄のことは10年以上も探していたが手掛かりがなかった。
そこで番組に依頼した。
兄はオーストラリアにいた。
養父母からは実の両親は事故で亡くなったと聞いていた。
結婚したがすぐに奥さんが亡くなり子供はおらず天涯孤独だった。
そこに突然4人の弟妹がいることを知らされる。
一気に家族が増えた。

父を探していたのは30代半ばの看護婦。
母は夏休みのアルバイトでロンドンからの男性と知り合った。
夏休みが終わり男性はロンドンに戻っていった。
連絡を取り合っていた2人。
母親は妊娠に気が付く。
男性に妊娠したかもしれないと電話をした。
出産後男性に電話するが男性の母親が電話に出た。
子供が生まれたと言づけを頼んだがその後男性からの連絡が途絶えた。
番組が父親を見つけた。
父親は子供が生まれたことを知らなかった。
男性の母親が伝えなかったのだ。
男性は子供がいたこと、自分の母親が秘密にしたことにショックを受けたが
娘に会えることをとても喜んだ。
子供がいなかった男性は一気に娘と2人の孫まで恵まれた。

この2人のケースの共通点は事実を知らせたくなかった
2人の母親がいた。
今ある家族を守りたかった母親。
息子の将来を守りたかった母親。

時は流れ残された兄弟や娘が探し出した肉親。
それぞれの家族のためにいい方向へ向かってくれた気がする。

電話

友達が引っ越した機会に電話は付けずに携帯だけにしたと聞いてから
我が家の電話もやめてもいいかなと夫と話していた。
電話はほとんど携帯で済ませるようになった。

夫の母が生きていた頃は毎日のように電話をしていたが
それも家電から携帯に変わりつつあった。
夫の母が亡くなってからは家電からの電話はほとんどない。
私が日本に電話をするのもすべて携帯からだ。
携帯で契約した国際電話のほうが家電の国際電話より安い。

ブロードバンドさえ使えれば電話はいらないねと夫と話していたら
電話会社からメールが来た。
3.5ポンド値上がりになるという連絡だった。
今の電話代はブロードバンド代込みで57ポンド。
それが値上がりになると60ポンドを超えてしまう。
このメールをきっかけに電話をやめるつもりで
電話会社に電話をした。

結局電話を止めて33ポンド。
最低のサービスで電話を残しても36ポンドと3ポンドしか変わらないので
電話は残すことにしたがそれでも月20ポンド以上の節約になった。
もっと早く変えるべきだったねと話している。

年金

在英国日本大使館のサイトを見ていたら年金についてのお知らせがあった。
受給資格期間が25年から10年になったと。
そう言えば里帰り中、実家のお向かいのご主人と話していたら
10年に変わると言っていたのを思い出した。

今から16年くらい前、イギリスに来る前に年金事務所で質問した。
その時は受給時に日本にいないともらえないと言われた。
その時にどこにいるかはわからない。
もらえるかどうかわからない年金を収めるのは余裕がないと思い諦めた。
日本の年金はもらえないものと思っていた。
イギリスでは10年上働いていれば全額ではないがもらえることになっている。

今回の改正は年数だけでなく外国に住んでいる場合は
外国まで年金を送金してくれるそうだ。
年金ネットに登録をするとIDを今住んでいるところに送ってくれるとあったので
早速登録してみた。
そして今日そのIDが日本から郵送されてきた。
一週間ぐらいだった。

私の受給資格期間は19年くらいだったので勿体なかったと思っていたが
今回いくらかでももらえることがわかってとても得した気分。

今外国にお暮らしで過去に10年くらい年金を収めていた方、
チェックしてみたほうがいいですよ。